director's voice

田中啓一さん(陶芸)

今日ご紹介するのは田中啓一さん。
モノトーンでシンボリックな造形が、今回の出展者の中でも印象的な作品です。

Q
田中さんは、「工房からの風」にどのような作品を出品されますか?

A
日常の生活で使われるものということをいつも意識して作品を制作していて、
そういったものを今回も出品したいと思っています。
僕の作品が日々の生活を少しでも豊かな気持ちにさせることが出来たらいいなと思っています。
フランスに滞在して制作をしていたこともある田中さん。
シックな器や空間にアクセントをつける花器など、モダンな雰囲気の作風です。
個性的でありながら、使い人の感覚でさまざまな表情を見せてくれる陶器です。

Q
田中さんにとって、「工房からの風」って、どんな風ですか?

A
自分の作品を新たに見てくれる人々との繋がりをもたらせてくれる風だと思います。

田中さんのブースでは、いろいろな角度で作品を見ていただくと、楽しいと思います。
作品を介して、イメージが広がるような・・・。
そんなあれこれを、伝え合えたらいいですね。
この作品、こんな空間にあったら素敵!というような空想も芽生えたり。

Q
田中さんは、小学生のころ、何になりたかったのでしょうか?

A
読書が好きで、本屋になりたかったです。

どんな本がお好きなんでしょうね。
本好きな方、来場者に多いと思いますので、お尋ねしてみては。

そして、田中さんは武蔵野美術大学で陶芸を学ばれた方。
今回も含めて、「工房からの風」には、多くの方が出展くださっています。
来場者の方にも多いかもしれませんね。

田中啓一さんの出展場所は、コルトン広場モニュメント周り。
木工のふるいともかずさんと、陶磁器のJUNIOさんの間になります。